多様な働き方やライフスタイルが求められる現代。将来への不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
「ゴールベース資産管理」は、そんな不安を解消するための具体的な方法です。将来の大きな目標を定め、その達成に向けて資産を運用していくことで、より豊かな未来を築くことができます。
不動産投資や学費の準備など、様々なライフプランに合わせて、最適な資産運用プランを提案します。
不安解消のためにも「ゴールベース資産管理」を活用しよう
30年の経済停滞といわれて久しいですが、今なお生活や老後に不安を抱えながら暮らしている日本の人々は少なくありません。その半面、早くからがっつり稼いでFIRE(早期リタイア)生活を送る若い人や、YouTuberとして華々しく稼ぎたい人など、さまざまな将来設計が選べる時代にもなりました。言うまでもなく、不動産投資もその一つ。将来への不安を払拭するためにも、今からでも家賃収入を最大限に生かせる資産運用の方法を学んでおくことは決して損にはならないはずです。
「ゴールベース資産管理」という金融用語がありますが、これは例えば、「3人の子どもたちを大学に進学させたい」「マイホームを購入したい」「豊かな老後のための資金を貯めたい」といった将来の大きなゴールを目標にして資産形成していく手法のこと。学費や家などの将来必要と予想される大きな支出を考慮し、道筋を立てて資産形成していきます。
必要に応じてプロのアドバイスも活用を!
一例として、30歳の自営業の男性が60歳の時点で十分な資産が欲しいと考えているとしましょう。そこで「60歳には3億円の資産が欲しい」というゴールを立て、それまでにどのような金融商品を選んで資産運用をするか、また不動産はどんなタイミングで何を買うかなどを検討するとします。
ところが、自分一人ではなかなか考えられない人も多いと思います。そんな時は、「金融資産や今後の収支見通し、家族の状況、期待するリターンや許容できるリスク」等の情報を基に、「ゴールベース資産管理」について客観的にアドバイスしてくれる専門家の活用が有効です。資産形成を成功させるためにも、ゆくゆくは子どものために良質な財産を残すためにも、必要に応じてプロに相談しましょう。
この記事は女性専用アパート「プリマ」HPのブログから転載させていただきました。
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記事を書いた人:濵島成士郎
株式会社Wealth Lead 代表取締役。新日本証券(現みずほ証券)での30年に渡る証券マン人生の大半を資産運用に携わる。2017年みずほ証券を退職後、「投資の文化で人と社会を豊かに」することをミッションに2018年3月に創業。公益社団法人日本証券アナリスト協会認定シニア・プライベートバンカー。